Dockerコンテナの内部への接続 #
ここでは、起動したコンテナの操作方法についてを述べる。
起動中のコンテナに接続する #
起動しているコンテナに接続するには、docker attachコマンドを利用する。
$ docker attach コンテナID
このコマンドにより、起動しているコンテナ内に入ることができる。
終了するときは、Ctrl+P(またはQ) コマンドで抜け出せる。コンテナの停止を同時に行いたい時は、Ctrl+Cコマンドを利用する。
起動中のコンテナでプロセス実行したい時 #
起動中のコンテナで何かプロセスを実行したい時は、docker execコマンドを利用する。
$ docker exec [オプション] コンテナID 実行するコマンド [引数]
コンテナに接続しようとしてdocker attachコマンドを利用しようとしても、もしシェルが動作していなかった場合はコマンドを受け付けることができなくなる。 このような場合に、docker execコマンドを利用して任意のコマンドを実行する。
ちなみに、コンテナのシェルを実行させるには、docker execコマンドでコンテナ内の/bin/bashを実行させれば良い。
docker execコマンドで起動中のコンテナに接続するには以下の様に入力する。
$ docker exec -it <コンテナ名又はコンテナID> /bin/bash
※bashがなければ別のシェルを指定する