ルビ #
HTML文書にルビ(ふりがな)を記載するための要素についてをここでは述べる。
ruby要素 #
ruby要素は文字にルビを振る要素であり、実際にルビを振る文字及びルビとなる部分を囲む事で表現する。
具体的なルビ及びルビを振る対象の文字の指定は、次のrt,rb,rp,rtc要素を使う。以下にそれぞれの要素についてを示す。
rt要素 #
rt要素はルビ(ふりがな)自体を表す要素である。rtはruby textの略である。
rb要素 #
rb要素はルビを振る対象の部分を表す要素である。rbはruby base textの略である。
rp要素 #
rp要素はルビが未対応のブラウザの時に、ルビを振らずに()などでルビを振る文字の後に表示させる要素である。
使用する際は、()をそれぞれrp要素で囲んで使用する。
rtc要素 #
rtc要素は複数のrt要素をグループ化してまとめる要素である。
使用例 #
これら要素の使用例を以下に示す。
<ruby>
<rb>薔</rb> <rp>(</rp><rt>ば</rt><rp>)</rp>
<rb>薇</rb> <rp>(</rp><rt>ら</rt><rp>)</rp>
<rtc><rp>(</rp><rt>ba</rt><rt>ra</rt><rp>)</rp></rtc>
</ruby>
表示例