if-else文

if-else文 #

指定した条件に応じて処理を分岐させる時に使うのがif-else文である。
これはほぼ全てのプログラミング言語に実装されている。言語ごとの記法を示す。

Javaでの記法は以下の通り。

if(条件1){
    //条件1がtrueならこの処理実行
}else if(条件2){
    //条件1がfalse、条件2がtrueならこの処理実行
}else{
    //条件1,2ともfalseならこの処理実行
}

if,else if後の()内にはboolean値またはbooleanを返すような式にする。
else ifは限りなく設けることができる。

実行例

class Main{
  public static void main(String args[]){
    String s = args[0];

    if(s.equals("0")){
      System.out.println("ゼロ");
    }else if(s.equals("1")){
      System.out.println("ひとつ");
    }else{
      System.out.println("それ以外");
    }

  }
}

実行結果

$ java Main 0  
ゼロ  
$ java Main 1  
ひとつ  
$ java Main 2  
それ以外  

Pythonでの記法は以下の通り。

if 条件1:
    #条件1がTrueならこの処理実行
elif 条件2:
    #条件1がFalse、条件2がTrueならこの処理実行
else:
    #条件1,2ともfalseならこの処理実行

条件にはbool値またはそれを返す式にする。
また、if,elif,elseの後にはコロン":“をつける。
elifは限りなく設定できる。

実行例

>>> x = 0  
>>>   
>>> if x < 0:  
...     print("マイナス")  
... elif x == 0:  
...     print("ゼロ")
... else:
...     print("プラス")
... 
ゼロ
>>> 

Javascriptでの記法は以下のとおり。

if (条件式1) {
  //条件式1がtrueならこの処理実行
}else if(条件式2){
  //条件式2がtrueならこの処理実行
}else{
  //条件式1,2がfalseならこの処理実行
}

なお、Javascriptでは、条件式のところに数値または文字列及びその値が入った変数を設定することもできる。

数値を設定した場合は、値が0の場合falseとみなし、それ以外の値は全てtrueとみなされる。

文字列の場合は、空文字('')の場合falseとみなされ、それ以外の値の場合は全てtrueとみなされる。