while文 #

繰り返し処理を行う制御構文の一つ、while文について各言語での利用法を示す。

また、言語にもよるがdo-while文についてもここで示す。

Java

Javaでの記法は以下の通り。

while(条件式){
    //処理
}

上記におけるフローは以下の通り。

条件式を実行しtrueなら3,falseなら4に行く
while文の中身の処理が実行される。
1.に戻る
終了する

while文の条件式は必ずtrueかfalseを返すような式にする。
処理の関係上、条件式がずっとtrueになるような処理にさせると無限ループとなり、実行が終わらなくなるので注意。

実行例を以下に示す。

class Main{
  public static void main(String args[]){

    int i=0;
    while(i<5){
      System.out.println(i);
      i++; //iに1を足す これがないと無限ループ
    }
  }
}

実行結果

> java Main
0
1
2
3
4

また、do-while文は以下のように記載する。while文と異なる点は、処理(doブロック内)を実行後に条件式が評価される点である。そのため、条件が最初から偽の状態でも、処理は1回は行われる。

do {
    //条件が真だった場合に実行される処理(doブロック)
    ・・・
}
while(条件)

実行例は以下の通り。

int i=0;
do {
  System.out.println(i);
  i+=1
}
while(i<5)

結果

Python

Pythonでの記法は以下の通り。

while 条件式:
    #処理
    ・・・

条件式がTrueである限り、while文以下の処理を実行し続ける。

実行例を以下に示す。

>>> i=0   
>>> while i<5:
...     print(i)
...     i+=1
... 
0
1
2
3
4
>>>

Javascript

Javascriptでのwhile文の記法は以下の通り。

while(条件){
    //条件が真だった場合に実行される処理
    ・・・
}

条件式がtrueである限り、while文内の処理を実行し続ける。

実行例を以下に示す。

var i=0;
while(i<5){
  console.log(i);
  i+=1
}

結果

do {
    //条件が真だった場合に実行される処理(doブロック)
    ・・・
}
while(条件)

実行例は以下の通り。

var i=0;
do {
  console.log(i);
  i+=1
}
while(i<5)

結果